プラネタリウム・コンサート・ワールド

秋葉原からモノレールが出てるなんて知らなかった。
初めて乗る乗り物というのは、ワクワクするものだ。
最寄り駅に着いて、モタモタと携帯にダウンロードした地図を見ていたら、
賢作さんと俊太郎さんに遭遇。
同じような理由でこのルートを選んだらしい。
ちなみに、大坪さんは、バスを選んでいた。
しかも、自分以外がそのルートじゃなかった事が不思議そうだった。
私からすると、な・なぜバス?となり、大坪ワールドだわ〜とニヤニヤ。。。

千葉子ども交流館。
なんとも贅沢な施設。

子どもが同伴じゃないと大人は入れないらしい。
子どもめ〜、、うらやましぃぜ〜。
施設の全てを見た訳ではないが、
少なくともプラネタリウムがあり、
生まれてから2度目か3度目のプラネタリウムは新鮮だったし、
星を映し出す機械のコンパクトさや造りの贅沢さに
賢作さんも大坪さんも驚いていた。

吹き抜けのエントランスをエスカレーターで上っていき、
普段は子ども達が走り回っているであろう体育館に、
可動式の客席が出され、コンサート会場に。
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今回は、俊太郎さん監修のプラネタリウム作品『夜はやさしい』の上映と
俊太郎さん+DiVaのコンサートという企画。
そこにむけて、俊太郎さんの『もこもこ』のオブジェが舞台装置となり、
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子ども達が、俊太郎さんの作品から膨らませて作った作品も飾られていた。
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体育館は響きすぎるのでPAが難しい空間だが、
エンジニアの方が、私の声も気に入ってくださって、
ちゃんと届くように、細かく色々気を使っていただいたようだ。
ありがたいなぁ......

リハを終えて、オーガニックな美味しいお弁当をいただいた後、
その『夜はやさしい』を私達も一緒に鑑賞。
開場時にはDiVaがかかっていたし、
本編に入るまでと、導入部分では、私の歌う『夜はやさしい』がずうっとかかっていた。
この音は、1999年に録ったものなんだけど、
本当に繊細なキモチ で歌った。今でも鮮明に思い出せる。
だからかな、このプラネタリウムという暗い空間に、なかなか似合っていたよ、まこりん。

見終わった私達は、楽屋へ即移動。
見終わったお客様は、そのまま客席へ移動。
30分後にはコンサートが始まった。

なかなか渋いプログラムだったけど、
とても良いコンサートだったと思う。
皆さん本当に良く聴いて下さっていた。
子どもも沢山いたのだけど、
何を言ってもゲラゲラ笑う子にも助けられ、
終始、あたたかな空気に包まれていた。
今日の『夜はやさしい』は格別だった。
プラネタリウムでも、
DiVaバージョン、ナレーションをされていた麻生久美子さんのバージョンを聴き、
改めてコンサートで私は歌い、みんなはそれを聴く。
プラネタリウムをみんなで見たことで、思い描く絵が、みんなが1つだったんだろうな。
静かにゆっくりと客席を包む 言葉と音。
センターにいた子どもが歌の途中でふわぁ〜っと大きくあくびをした。
騒ぐ子どもは、どこにもいなくなった。
選ばれし言葉達と、それを伝えるために選ばれし音達の確かな 浸透力。
歌っているという感覚から離脱する、幸せな瞬間。

終了後には、私達は客席に移動し、中学生の吹奏楽を聴かせてもらった。
彼らの校歌は俊太郎さんが書いている事から、今回の流れになったのだとか。
その校歌と、ハウルのテーマとアトム、、俊太郎さんシリーズを演奏してくれた。
一生懸命な姿だけで泣きそうになってしまった。
ちなみに、客席に私達がすわったとたん、後ろの方から小さな女の子が2人降りて来て
なぜか大坪さんのとなりに座った。
突然の女子登場で、照れる大坪さんに、今日の大坪ワールドの強さを確信し、ニヤニヤ。

終わってみんなで、開店したての居酒屋へ。
みんなでタクシーに乗っちゃえ〜という中に、
本日エネルギー高めな大坪さんが「え?バスに乗ろうよ」という。
バス。。。
見つかればサインをねだられちゃう俊太郎さんもいらっしゃるし、
第一みんな荷物多いし、ど・どぉよ....と思うのだけど、
なぜか皆して、大坪ワールドに引き込まれてしまい、、
全員でのどかにバスを待ち、
馴れないバスのシステムに全員でモタつく。ニヤニヤ。。。

もはやブラックホールに等しい大坪ワールドは、プラネタリウムでも表現不可能。
素直に落ちてみれば、そこはなんとも幸せなコンサートでありました。

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