現代舞踊フェスティバル

札幌の師匠、、能藤玲子先生が東京にいらした。
新国立劇場で行われる、現代舞踊フェスティバルに招待され、
45周年記念作品『藍の河原』の一部分を、発表するためだ。

私も踊った『葦の行方』が、数々の賞を受賞し、ロシアまで行ったから、
それを超える、、というか、新たにつくる作品は、大変な作業だ。
先生も、「麻里ちゃん、、どうかい?大丈夫だろうか」とか「ダメ出し、お願いします」と、聞いて来る。
生意気に、いろいろ言っちゃった。。。
だって、観ていると、心が共に踊ってしまうみたいで、、かる〜く筋肉痛にさえなっているのだから、、観る方だって全身全霊なのだ。
それでも全員、オリンピックのアスリート同様、
お稽古してきた事をちゃんと演れば、おのずと結果はついて来る事を、長年の経験で知っている。

相変わらず、一糸乱れぬ群舞の美しさ、
成長著しい若き男性ダンサー、慧太君、
そして、なんだか言葉に出来ない、すごい存在感、玲子先生。


評価とか競争とか充実感とか価値観とか、惑わされるものは身の回りにたくさんあって、
特に、私みたいに「何でも屋」さんだと、
しっかりと信じてやりぬく思いが、ともすると薄れてしまったりわからなくなったり。
もちろん考え方ひとつでどうにでもなるんだけど、
[前向きに考えよー]とか[ポジティブ]なんてありふれた事では解決にならない。
こんな昨今だ、、誰しもが少なからず感じる事があるだろうけれど。


でも。
玲子先生の作品を観ていたら、
シンプルな「自分」という「ゼロ」を、[とにかく使い切る]事なのだ、と
あの日々に、教えていただいた事を思い出した。


能藤玲子創作舞踊団45周年記念作品『藍の河原』
10月22日、札幌でその全貌は明かされる。

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