エゾ梅雨

このところ、なんだかジメジメ雨ばかり。いわゆる『エゾ梅雨』状態らしい。おまけに、なんか寒いよ。半袖だと、どうも見てて寒い感じするもんねー。

昨日、ギタリストの長井千恵子ちゃんが来てて、彼女がサポートしてる「GAKU-MC」のライブを観に行きました。札幌のZEPPはちっちゃくてかわいいんだ。そこにもう大変な数の若者達。対バンというか『WORD-CUP』という企画ライブだったので、なんと今、超人気の「リップスライム」というラップバンドも出てたもんだから異常な盛り上がり。まこりんもラップは嫌いじゃなくて、盛り上がりライブも久々だったので、楽しかったぁ。リップはさすがにパワフルでかっこいい。GAKUさんは、ほんと曲がよくて、ラップの言葉、メッセージと共に、なんだかグっときてしまった。楽屋でも気さくで、ニコニコしてくれてその人柄が、若手のバンドを惹き付けてるんだなーと解りました。さわやかな縦のつながり。なんだかこういう現場でライブしたいなーと思わせてくれました。と言っても、まこりんがラッパーになるという事は、考えられんけど。。。

昼間は『ゴッホ展』に行きました。
そう、今、札幌にはゴッホの作品が来てる。東京でもなかなか観られないと思うので、貴重な体験。夏休みでさすがに混んでて、テーマパークみたいに入場までウネウネと並んで少し待った。その間、まこりんの心はゴッホが観られるってんで、そうとうドキドキした。
実はまこりん、幼少の頃、まず将来なりたいものとして考えた職業が画家だったんだよね。4才から絵を習っていて、小学校の時は図画クラブだったし、展覧会でも賞をとった。でも、顔ってもんが描けなくて、抽象画とデッサンが好きだった。つまり、マンガとかイラストっていうのはまるでダメ、ちょっとしたところにサラサラ描けるのって素敵だけど、それは出来ないんだなー。で、ゴッホは好きでした、とても。子供ながらに耳を切り落としてしまった、という事実が衝撃的だったのも憶えてる。
そして、観た。
もう、、すごかった。
泣きそうだったけど我慢しました。
パリに行くまでのゴッホの絵は、サングラスしたまま世の中見てるんじゃないかと思うほどトーンが暗くて、でもその中で微妙に色を重ねてて、ブルーとか朱色のような色とかを微妙に。パリでいろんな影響を受けてから、色彩という色彩がキャンバスを踊る。心を病んでからの絵は、もうどういったらいいかわからないほど強烈で、迷いが逆に無い気がする。何色にしようなんて考えなかったんじゃないかな。キャンバスに向う時だけが救いだったのかもしれない。色使いが、ほんと、まこりんの好みに響いちゃってもう大変でした、低いレベルで申し訳ないけど。。どの画集を見ても、その色使いはちゃんと出ていなくて、目と心に焼きつけるしかないのだと知った。
やっぱり、絵もライブなんだな。

夏休みのレポート、いいの書けそうなのに、そう思う頃には、宿題がない。

« きもち の いい あさ だ | 北国の夏 »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.makoring.com/mt/mt-tb.cgi/64

Recent Sche-che

Recent D-D-D-D

Recent I'm tarr

CD

Podcast

Podcast

iTunesなどのPodcastingに対応したアプリケーションにこのバナーをドラッグ&ドロップしてください

my space

my space music

こちらで楽曲の試聴ができます

makoring mobile

QRコード
携帯はこちらから

Powered by
Movable Type 3.35