世の中、GW。今日は稽古も休み。
昨日もめでたく、午前11時から午後11時まで稽古場にいた。どこが家なのかわからなくなってきたね、と言葉をかわした。
作品はほとんど、デッサンが終了、全体が見えた状況。
それでも時間がない。時間がなくなるのは、いろんな理由があるが、私達の注意力や集中力が散漫になってくると、倍かかってしまう。これはどんな状況でもそうだろうけど。
「心底踊ってない」
「人間の感情は喜怒哀楽のみ、それなのに、なにをやっても情熱というものを感じない。みんな喜びも悲しみもないのか？」
「順番はわかっている、あとはそれぞれどう踊りたいのかを出してほしい。私がこう踊ってほしい、と思っているのとは関係ない、それぞれが、私はこう踊りたい、と思うものを出す時なのだ」
「弱い！」
「内臓を絞り上げるような踊り方」
一生懸命やってない瞬間なんてないはずなのに、
手をぬくといっても、そのぬく手さえないはずなのに、
この先に何が待っているんだろう。。。
たまたま、昼間見たTV、100才の弓道家のおじいさん。歯のぬけた口をふがふがさせながらも、道場ではシャキッとして、孫にはデレデレして、お酒をこの世の花と言い、
「不可能は努力が足りないから。なんでも死んでもいいと思うまでやれば間違いはない」
と笑った。
