ぼーっと思った色々。

忙しそうですねー、
ライブ、いっぱいやってますねー、と言われるけど、
ミュージシャンによっては、毎日ライブがあるし、
歌い手でも、レギュラーのハコがあればそうなるし。
だから、自分は、たいしたことはないと思っている。
それでも、

サポートという立場がないとなると、
どんなライブでも、毎回フロントで、
つまりは、色々中心になって考えていかねば的事もあり、
それは、なかなかエネルギーのいる事。
月1のインエフは、そういう"エネルギーのいる事"だからこそトライさせてもらっている。
札幌から東京に戻り、改めて歌いだした2004年から、
それなりに結果を繋いで、変化してきているのだなと思う。

たしかに"C"の事はできるんだけれども、
"A"や"B"をぬかしてきてしまった場合、
勿論、違うルートで"A"や"B"的な事はやってはきてても、
やっぱり、そういう段階みたいなものをちゃんと踏んでみなければ...みたいな感じになって、
時に、潔く逆流するところが私にはあり。。
どうもその辺が不器用と言うか真面目というか。
でも、"C"段階を持ってしての逆流だから、
耳年増的な状況と、れっきとした年増精神とで、
"A"や"B"を、かなりドカドカと通り抜ける。
しかも逆流。
シャケ死んじゃうよ。
それも、やりはじめてから気付く、ぎゃ・逆流じゃん!て。
だから勇気も必要だし、
自分自身への負担やら落胆やらも多いのだけど、
やっぱり、自然に、流れにのる"A"や"B"ではたぶん解らなかった事が、
ちょっとしたポイントみたいについてくるような。
いや、ポイント10倍かもね。

不満も不安も言い訳も愚痴も
自分の内外それぞれに
結構ありますけど
全体的に
幸せ
だと思われる。

昨日は、急遽決まった東京でのまこソロ。
30分の持ち時間、4人の対バン。
それぞれ1人か2人くらいの集客、、目当てのアーティスト終われば帰る人もいるので、
客席にいるのは常に4人くらい...の半分は出演者。
客席はシーンと暗く、スポットライトが当たり、PA環境は整い、
かといってゲネプロほどの緊張感もなく、まさに
『その気になってやってます的超贅沢なリハーサル』みたいな『本番』。
雨のせいで渋い選曲だったけど、落ち着いてきっちり30分やりました。

「昨日のメニュー」
黄昏のビギン/雨の日も月曜日も/ハモニカ/HAIKU/SOUL/ゆっくり生きてもいいですか/ダンスはうまく踊れない

間に寺山修司作品を挟みつつ。
寺山修司の世界というものを、よく解っていないし、特別好きでもないんだけど、
やっぱりちょっと面白いんですよね、読んでいて。
音として。読んだときの。
さみしい という言葉も多い。
なんでもさみしいんだなーと思ってしまうほどだけど、
私自身、なんでもさみしいものに思えることもあるので、
そういう言葉がでてくると、あ〜また サミシクナッチャッテル と
同感でもない、同情でもない、暖かさも冷たさもないのだけど、
結局 なんともユニークな と思ったりする。

ソロは先日、浜松でもやった。
浜松のお祭りは熱いのだった。
町内それぞれの山車。
製作料、保存料、もうーどっひゃどひゃ、命かかってます。
そして私は、ドーンと広い吹き抜けの広場で、ひとり歌いました。
それでも、みんな聴いてくれたなぁ。
私がたんたんとアカペラったあと、
どか〜んと、DJ&ダンサー引き連れた倖田來未的ギャルちゃんのステージ、
ラッパー男子のステージなど続き、
私との音量差とジャンル差にニヤニヤしつつ、
浜松出身で頑張っている若者達を見守りました。
終了後は、浜松在住アーティストで、ここ最近御一緒している泉谷むつみさんと合流し、
夏の打ち合わせ兼ねた打ち上げ。
浜松でのご縁は、確かな繋がりを感じられて、本当に嬉しい。
この夏も、楽しくなりそう。
8/6磐田ZAPPA、7日は浜松でなにかやる感じです。
こっちでしか見られないカタチが作れそうな予感。

帰ってきてトラパラのイベント参加が続く。
5日の黒澤大介さん、8日の後藤冬樹さん、、
私の中では共通項がある。
その共通項については、めちゃめちゃ私的観点な事もあって、
言葉で説明しづらいのだけど、
わるい事ではないことだけは確か。

8日の"後藤家の食卓"は、毎回観ている訳じゃないのだけど
今回が一番よかった。
彼が言いたい事はこういうことなんじゃないかな
と思っていた事が、ちゃんと感じられたから。
家族 というテーマは、あまりにも直球で、本当に難しいと思う。
それでも、後藤冬樹という人の良い所は、
なんの計算もなく、ただ素直に
こうなってしまった
という部分。
素直ならなんでも凄いかというと、申し訳ない、全然違うんだけれども、
なんというか、またしても超私的観点ですけど。
でも、だからこそ 家族 というテーマになるんだろうと思う。
家族 というテーマと、素直に向かい合ってよい人。
誰にでもできることじゃない。

20日に御一緒する中島さち子さんと間もなくリハーサル。
楽しみ。
なぜか直感で、武満徹作品と思った。
小室さんはじめ、俊太郎さんが武満先生の親友であることもあって、
なんだか多くの人がタケミツタケミツと取り上げているような気がして、
私も歌ってみたいのだけど、あまのじゃく心でやらないでいた。
でもなんとなく、さち子さんの情報も見ているうちに、ポツンと。
提案してみたら是非!との返信。
その他も、なんだか直感がジャストに響いている気がする。
楽しみです。とても。
女子は面白い。

その間で、夏のスケジュールが色々と決定。
確認したり、書き込んだりと、スケジュール帳ばかり見ていたら、
今週の予定が混乱して、
歌のレッスン日を間違える。
教え子を待ちながら、ピアノを乏しく鳴らしていたら、
スタジオを提供してくれてる友達が、
「あれ?明日じゃない?」って。
(; ̄Д ̄)なんじゃと?
約、5、6分の滞在でそこを去り、紀伊国屋へ。

譜面関係で用をすませて、
やっぱり読みたくなってしまう東野圭吾を買った。
ジムでエアロバイクやるときとかは、イコール、すごく読める時間なので、
特に面白い推理小説みたいなものは、ある程度の時間の単純な作業を
あっという間に終わらせてくれて、
さらに、もっと読みたい時間をくれーとなる。

そういえば、先日、「かもめ食堂」の原作を読んで、
さらにDVDを借りて、見直した。
もう主人公は、小林聡美にしか思えなくなっていて、
他に、誰かこの役に合う女優さんはいないだろうかと考えた。
キョンキョンあたりは、なかなか合いそうだし、できそうだ。
けど、そう考えると、逆に、小林聡美的な女優さんが意外といないかも。
できそう とかじゃないんだ。
小林聡美でしかないというようなポジション。
さっきの後藤さんの話にも通じるような。
なんともいえないドライ感。
キャラがかぶると言われた事もあるけど、
私はだいぶウエットだから違うと思う。
そう、リジィの作品を買った時、
「先日、小林聡美さんもこれを買われたんですよ」と言われて嬉しかった覚えがある。
もう20年程も前の話。

長くなった。
おわります。

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コメント (2)

おいちゃん:

くあぁ~、まこりんの「タケミツ」かぁ・・・
めちゃめちゃ聴きたい!

けど、さすがに平日夜の東京遠征は無理だなぁ(泣)

おいちゃん様。

お返事がこんなにおそくてすみません。。。
タケミツ...あまりできませんでしたが、また7月の新澤さん(pf)の時もやって似ようかと思っています、、あ、平日ですが。
この前は、お客様が1人で...あはは。
しかもミュージシャンでしたので、
お店のマスターも加わって、全員セッションで遊びました。
平日夜、しかも少し都心から離れると、
東京にいたって来る事は大変なようです。とほ。
サウスは、また日曜日ですので、是非いらして下さいませ!!

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