小樽紀行

先日、小樽に行きました。
リクオさんのライブがあったからです。
ミュージカルをやめて、音楽に専念しようと考えていた時、たまたまリクオさんのライブを観にいってファンになり、、それから月日は経ちまくり、私はDiVaのヴォ−カルとして活動するようになったある日、企画ライブの対バンに『ヘルツ』というバンドがあり、なんとメンバーの1人がリクオとなっているではありませんか!
ま、まさか!!!あのリクオさん???
かつてファンだった人と共演しちゃうなんて、松田聖子が郷ひろみに会った時みたいな(?)感じじゃぁ〜〜ん、、なんて思いながら、遠慮がちにファンだったんですぅーなんて言ったまこりんなのでした。そして、ヘルツプレゼンツでのライブに呼んでもらったりもして。
なにがうれしいって、素敵だなぁと思ったアーティストが、何年もたって見た時、さらに成長し素敵さが増してたって事。私の目に狂いはなかったという思い。初恋の人に会ったら、カッコ悪かったなんていう事はよくあるけれど、さらにすんごくなってるなんてね。

ヘルツも5月に休止ライブをしたとか。ヘルツもDiVaと同じ頃に結成されたユニット。超かっこいいんで、いろんな人を誘うとみんなファンになってっちゃうんですから。私の目に耳に狂いはない!なんつって自画自賛。
で、そのヘルツのメンバーでドラムの坂田学さんが、めでたくDiVaのサポートメンバーとなっていくわけです、、人は繋がって行くのです。で、学くんから誰に繋がったかというと、お父様でサックスプレイヤーの坂田明さんです、、山口で御一緒して、かなり楽しかった、海岸で一緒にカレーとか食べましたぁ、繋がるのですねー、ほんとに。

ヘルツのメンバーはそれぞれ活動範囲が広くて、、もちろんリクオさん自身は弾き語りソロを始め、いろんな形で様々なシーンで精力的にライブ活動をしてるわけで、、だからDiVa同様、意味ある休止宣言だったんだなーって思うわけです。

さて久々のリクオさんはどうだったかというと、それはそれはやっぱり素敵だったのでした。真後ろの席だったからリクオさんの背中とアップライトに映る顔と、蓋を開けたピアノの響きとに包まれて、かなり幸せな時間でした。お客さんは、みんな歌ったり手拍子したりとノリがよくて、リクオさん自身も「友達の家で歌ってるみたいやなぁー」とビールを飲みながら、「ええ感じやねぇ」を連発、北海道ツアーの最終日だったらしく、疲れが逆にいい力のぬけぐあいになってるのか、、とにかくゆらゆらと本当に気持のよいライブだったのでした。

北海道に住んでるといったら、驚いてた。いつのまにー!どぎもをぬかれた、だって。でもそんな言葉もリクオさんの言い方はゆらっとしてていいね、ほのぼのするわ。久々に関西弁のあったかさも心地よかったな。

そして。まこりんのいきあたりばったりグセが出た。いーや、もう帰れないわーーっはっっは、、みたいなね。私、こういう感覚って、嫌いではない。帰りたくない日は帰らなきゃいいのさ。次の日、朝早くても、自分の中にちゃーんと次の日の予定をクリア出来る確信さえあれば、夜遊びも絶対決行する、、その確信の仕方にはかなり自信がある。その尺度は、誰かに迷惑をかけたりする事だけは許されないって事。見極めて、ね、遊んどこうよ、遊べる時には。

話はそれて。
どーしても寿司を食べたい!食べにいかへん?というリクオさんに、やっぱりいきあたりばったりな女性2人とついていって、女性3人で接待、、いや、接待してもらった感じかな。11時半にもなると、寿司屋ばっかりの小樽もさすがに開いてなくて。そこでタクシーの運ちゃんに聞いてみると「絶対見つけてやっから」と頼りがいあるお方、、電話したりしてくれて、結局その車に乗って連れてってもらったさ。おいちかったです。それにしても、小樽の花園界隈は、謎の繁華街。むか〜しながらのスナック、パブなどがせまーい道ぞいにズラズラズラズラ並んでて、静かにちゃんと賑わっている。『グラッチェ』『ナイアガラ』『権三』紫だのピンクだの小さな店がひしめき合ってる。『利尻っ子』っていう店があったけど、昆布のお通しとか出てくんのかな。

そういやぁ、東京のリクオさんライブの後の飲みは、もっと人が多くて、こんなにゆったりと寿司なんぞつまむ事はなかったな、、高円寺JIROKICHIでライブした時さえ、桃太郎寿司には移動しなかったもんね、リクオさん?

さて。どーしよー、ホテルでもあたってみるか、ってな事で。
小樽、久しぶりで、とまっちゃおうーなんて気持は最初からどっかにあったのだけど、特にホテルをとったりはしてなくて、でもしっかり旅行本は持っていて。そしたら運良くキャンセルがでた部屋が開いてるとの事、結局、その日始めて会った女性2人と、合宿部屋のような和室にころがりこむ事になったのでした。この二人、1人は学校の先生だから、夏休みに入ったばかりで解放モード、もう1人もやんわりとしたアーティスティックなタイプの女性、素敵なカメラとか持ってたりして。車で寝ればいいかぁーって思ってましたぁー、みたいな。うんうん、同類同類。
でも、かわいいのが、一応、リクオさんのファンだし、まこりんはミュージシャンサイドの人間て事で、さりげなく「いいんですかぁ、私達なんかが一緒でぇ・・・」なんて言うところ。私は、やばいなーと思う人ははなっから御一緒しないの。リクオさんはやさしいから、どんな人も一緒にどぉぞって言ってくれそうだけど、私は難しい子だから、そうはいかない、、そういうところがかなり子供っぽいんだけどさ。つまり全然オッケーだったんですよ、まゆみちゃん、かくちゃん、、、そう、この名前、朝別れ際に初めて聞いたさ、、ごめんごめん。というのも、かくちゃんは、DiVaのコンサートを観にきた事がある、との事で、まこりんの事を少なからず知ってたのでした。
実はこの日来てたお客さんの中で、もうひとり、まこりんの事を知ってる人がいたのです。ライブ終了後、みんなでリクオさんをい囲んで話してて、「1/31にDiVaポーズライブをやって・・・」なんてリクオさんにこれまでのいきさつを説明し始めた時
「あぁーッもしかしてDiVaの高瀬さんですよね?わぁ〜ファクトリーホールもJRシアターも観にいきました、、今、ダンス されてるんですよね?それも観にいきましたぁー」
だって。なんだとぉー?いやぁーとにかくびっくりですわ、東京ではありえないけど、札幌、時々こういう事あるんだよねぇー。さらに能藤ダンスも観たとは!ダンサーまこりんを目撃したDiVerを発見!!!

合宿部屋で朝を迎え、駐車場の関係で早く起きた二人の小声の会話が、ねぼけまなこのまこりんに聞こえてきました。
「・・・え?」
「だから・・・・…にかわ俊…ろぉさんとぉ・・・ディーバっていうバンド…・・・」
「・・・すっげぇ〜・・・…そんな人と寿司食っ…」
「・・・泊まって……」
DiVerのかくちゃんが先生のまゆみちゃんにまこりんの説明をしてると思われるその会話がかなり面白くて。我慢しきれず「なぁ〜に言っちゃってンの?おもしろすぎるぅー」って起きちゃいました。ま、そりゃそうだよねー、、まこりんがかなりの有名人だったらホント、なんの話やねぇ〜〜〜ん、と言いかねない出来事よね。随分前、カザルスホールでの企画コンサートの時、小室等さんや井上陽水さんと御一緒させていただき、、それもかなりすごかったわけだが、終了後の焼肉屋さんで、陽水さんの奥様の石川セリさんと同じテーブルになり、共に焼肉を焼きあった(焼きあう、、?)時も、『なんでやろぉー・・・不思議すぎるぅー』とか思いながら「カルビ焼けてますよぉー」なんてね。今でも夢のようだもの。

帰りはバスに乗ってみた。電車より便利だったりする。やっぱ次は免許かな。

« なつふく に きがえた | きもち の いい あさ だ »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.makoring.com/mt/mt-tb.cgi/62

Recent Sche-che

Recent D-D-D-D

Recent I'm tarr

CD

Podcast

Podcast

iTunesなどのPodcastingに対応したアプリケーションにこのバナーをドラッグ&ドロップしてください

my space

my space music

こちらで楽曲の試聴ができます

makoring mobile

QRコード
携帯はこちらから

Powered by
Movable Type 3.35