公演後、しばらく東京に帰っていた。
毎夜毎夜、誰かに会い、飲んでばかりいたが、それでも、会いたかったと思う人もまだまだいて。なんせ突然こちらに来て半年、ちゃんと連絡せずに終わっている人もあるので、、、気になっているのにと思って出来ない事、やってない事のなんと多いことか。
久々の東京はそれなりに楽しかった。いろんな人と話す中で、自分がなぜこっちに来たのかという理由もすこぉし見えた気がする。これからどおするの？とは誰しもが聞いて来る事だ。が、自分でも問いかけている所で、数学的に答えが出る事でもない。
こちらでは8月18日、青森の大和山というところで、先日の葦の行方の3部が上演されるため、稽古が再開された。メンバーが少し減る。
7月12日に向って、懸命に進んできたので、今度また同じ作品を演るとはいっても、新たに気持を作りなおさないと踊れそうもない。自分の目標はとりあえず12日で、それは終わったのだから。
一昨日の朝、東京からこちらに帰ってきて、夜には稽古場にいったが、こちらに来て間もない頃、稽古場にいくときに感じた引き締まるほどの、あの緊張感を感じた。
また始まったんだな、と思った。
