出逢いなおす

今日は、
S.I.P.のミーティング、
帰って来てからプールに歩きに出かけ、
改めて出直し、カフェで作業。
ミーティングの3分の2は、ゲッラゲラ笑ってた。
プールでは、もくもくと1時間半、歩き続けた。
大好きなカフェは、いつも通り、なかなかおしゃれな人々が出たり入ったり。
1日、24時間。
寝てたり起きてたり、いろんな事をして過ごしていく。
始めたり終わったり、過ごしながら、過ぎていく。


この2週間くらい、
たまたまなのだけど
知り合いの訃報を4人くらい、耳にした。
え!?いつお亡くなりになったんですか?....という情報も含め。

死 というのは、すごいな。
生きているからこそ起こる事、生きてた証拠、だからかな。
終わり を見せられて、自分の 途中 を自覚するんだろうな。
どうしても生命力が熱を発するというか。 
人は集い、新しく人を出逢わせたりする。
そして、私みたいに、故人をもっと知り、知りたくなり....

私は、まさに、羽場達彦さんという人と出逢いなおした。

ソロでも、トラパラでも、サウスでも演らせてもらった。
池ノ上ボブテイル(現Bar ruina)の店長で、
執筆家でもあり、ミュージシャンでもあった人。

古くからの知り合いでもない。
あくまでも、出させてもらったライブハウスの店長,,という距離感。

それでもなぜだろう。
連絡のメールをもらった時、自然と、葬儀に行こうと思った。
勿論お世話になったし、ちゃんとショックだったけれど、
その日のスケジュールに上手くハマったという理由も大きかったかもしれない。
寝坊でもしてしまうのでは?と思ったのに、ちゃんと用意して遅刻もせず参列した。
ウィークデイの昼間で、参列出来なかった近しい人もいたはずなのに、
火葬前に、お顔も見させてもらった。

密葬のような形になると聞いていたけど、多くの人達。その泣き顔。
私は、知り合いも少なく、ただ1人、
かわした少ない会話や表情を思い出し、彼との少ない時間と向き合った。
故人を語りつつ献杯するような場所には、居場所も無くて、
家に帰ってきてから、ひとり、彼に献杯した。
葬儀場でも涙は出たけど、たくさん泣けてきた。

資料を持ってライブハウスを訪れることは度々あるが、反応は様々。
そんな中で、唯一、敬意を持って接して下さり、
こんなちゃんとした資料は久しぶりです、と言って、
ライブハウス事情への強い抵抗や、御自分のこだわりを話して下さり、
私は、そういう考えを持っていて下さる事が、どれだけ心強いか!と答えた。
本当に嬉しくて、それから出演するようになった。
誰から紹介されたわけでもなく、自分の足で見つけた場所。
素敵なミュージシャンと沢山出逢わせてくれた。

私は、人によって持っている、 ある種の特別な繊細さ みたいなものに良く気付く。
私自身も、それなりに神経質ちゃんだからだと思う。
そういう部分を持った人に好かれたり、
呼ばれたり、呼び込んだりするところがある。
彼も、とても繊細な人だという事は、即座に解った。
その部分には、安易に触れてはいけないだろうな、と思うくらいだったから、
あえて、深入りすることはなかったけれど。

あらためて、彼を知りたいと思う。
今なら、少し知ろうとしても良い気がする。
タイミングが遅かったわけじゃなくて、
私と羽場さんは今からなのだと思う。
えにし は面白い。
終わってこそ、繋がり、始まる。

羽場さん。
私が、あなたを知りたいと思ってする行為に、
ニヤニヤしつつ、ゆっくり過ごしてて下さいな。
有り難うございました。
お疲れさまでした。
そっちに行ったら、改めて、御挨拶に行きますね。

« 間もなく! | 明日のトラパラ »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.makoring.com/mt/mt-tb.cgi/1159

コメント (1)

かずひろ:

首都圏在住時代にほんの数回訪れただけでしたが、
出演される方々の顔ぶれからだけでも、
お書きになっているような店長のお人柄が
伝わってくるお店だと感じておりました。
池ノ上駅からすぐのあの場所、思い起こしています。

コメントを投稿

Recent Sche-che

Recent D-D-D-D

Recent I'm tarr

CD

Podcast

Podcast

iTunesなどのPodcastingに対応したアプリケーションにこのバナーをドラッグ&ドロップしてください

my space

my space music

こちらで楽曲の試聴ができます

makoring mobile

QRコード
携帯はこちらから

Powered by
Movable Type 3.35